最近、なんとなく頭が重いとか、考えすぎて疲れたなあって思うことが多くて。そんなときに見つけたのが「瞑想シャンプー」というちょっと不思議なワードでした。正直、最初は「なにそれ?」って思ったんですけど、気になって調べていたら、都内でイベントがあるということでさらに興味がわいてきました。
そのイベントの名前は「瞑想湯」。都立明治公園の中にあるスパ施設で開催されるそうで、これまたネーミングの時点でちょっと特別感が漂っています。お風呂と瞑想、シャンプーとリラックス…いろんなキーワードが絡み合っていて、一体どんな体験なんだろうと、妄想だけで癒されそうになります。
イベントの主役になっている「Levätä(レバタ)」というブランド、これはフィンランド語で「休息」という意味だそうです。北欧好きとしては、この名前だけでも好感度が上がってしまいました。フィンランドの自然とかサウナ文化を思い出すだけで、ちょっとホッとしますよね。
一番気になったのは、シャンプーを使って頭皮をほぐす「瞑想シャンプーメソッド」なるもの。実はこれ、「悟空のきもち」という超有名なドライヘッドスパ専門店とコラボしてるとのこと。以前一度だけ体験したことがあるのですが、あれは本当に眠気がくる不思議な時間でした。そんな手技が取り入れられているなら、ちょっと本気で試してみたい気持ちが高まります。
TOTOPAというスパ施設自体もなかなかユニークで、男女別にサウナの仕様が違うという点も面白いポイントです。女性フロアでは薬草スチームとかがあるみたいで、美容にもよさそう。男性フロアの方には、水深が深めの水風呂まであるとかで、「ととのい」好きの人にもかなり魅力的です。
イベント期間中は、施設全体がLevätäの世界観に染まるらしく、内装やディスプレイも特別仕様になるそうです。普段とは違う空間に身を置くだけでも、感覚がリセットされることってありますよね。美術館に行くような、そんな静かな刺激を想像してしまいます。
浴室では実際にLevätäのシャンプーとトリートメントが使えるらしく、製品に触れられるのも嬉しいポイント。私はシャンプーを選ぶときに香りや洗い心地をすごく重視するので、こうして試せる機会があるのは本当にありがたいです。
さらに、アロマロウリュという聞きなれない言葉にも心惹かれました。サウナ内でアロマの香りを自分で楽しめるセルフロウリュができるなんて、なんだか本格的。自分の手で癒しを演出できるって、ちょっと贅沢ですよね。
日々、仕事や情報に追われていると、こういった「五感で感じる体験」の大切さをついつい忘れてしまいます。でも、こうして意識的に心と体を休める時間を作ることって、すごく意味のあることだなと改めて思いました。
最近は、ただのスパでは物足りなくなってきていたところだったので、こういうコンセプト型のリラクゼーションイベントは大歓迎です。単なる美容やリフレッシュを超えて、ちょっと哲学的な癒しの時間になる気がしています。
Levätäの公式サイトを見ていたら、シンプルで落ち着いたデザインなのもまた好印象でした。商品の価格がオープン価格になっているところも、選び方に自由がある感じがして、あれこれ比べるのも楽しみのひとつになりそうです。
イベントが終わった後にも、自宅であの感覚を再現できるように、シャンプーやトリートメントを買ってみるのもいいかもしれません。自分なりの「瞑想タイム」が生活の中に取り入れられたら、ちょっとだけ毎日が変わるかもしれません。
「瞑想湯」は、ただのお風呂イベントではなく、自分自身と向き合う贅沢な時間を過ごせる場所のように感じました。特別な何かを探している人には、ぜひ体験してみてほしいイベントです。